痛散湯

痛散湯ってどんな薬?本当に安全なのか副作用や口コミを調べました

痛散湯

 

漢方薬は高いからということで敬遠されていた時期もありますよね。
確かに保険の使えない漢方薬は経済的に負担がかかるため、なかなか手が出しづらいと点があります。
しかし現在では天然由来の成分で構成されていて安全であるというイメージが強く、漢方薬を始めたという方も多いのです。

 

その中で、今回は関節痛やリウマチに効果があるとされている再春館製薬所の「痛散湯」についてお話していきたいと思います。

 

通信販売限定の痛散湯は市販では購入できない?

痛散湯

 

「痛散湯」を販売している「再春館製薬所」は、ネットによる販売などでのトラブルを防ぐために、電話・ファックス・郵送での通信販売を基本としています。
そのため注文をする際には電話・ファクス・郵送の手段しかない訳ですが、もしあなたが痛散湯を一度も購入したことがないというのであれば、電話で注文していただくのがいいでしょう。
なぜならファックスや郵送で注文される場合には、専用の注文書が必要となるからです。
この注文書は試供品や会報、購入商品を一緒に手に入れることができるため、初めて購入するという方が入手するのは少し難しいからです。

 

電話で注文されるのであれば注文書はいりませんし、何より専門の担当者が対応してくれるため、まずはあなたの症状や体質が痛散湯に合っているのかという事をそうだんすることができるのです。

 

なかなか電話をする時間がないという方でも、痛散湯は朝の8時から夜の10時まで年中無休で対応してくれていますので、仕事が終わってからでも十分電話をしていただくことができるのです。

 

また、実際に商品を見て購入したいという方も、絶対に不可能だという訳ではありません。
実は港区高輪にある再春館製薬の東京事務所の1階には全国の伝統薬を取り扱っているアンテナショップがあり、そこで痛散湯も取り扱いがされているのです。
相談員の方に相談しながら実際に痛散湯を店舗で購入できるのは、ここだけだと言えます。

 

◆再春館製薬所 高輪「伝統薬房」

営業時間:午前10時〜午後3時(土・日祝休業)
所在地:東京都港区高輪4丁目10-58 轄ト春館製薬所・東京事務所1F
TEL:03-3444-4444
アクセス:JR・京浜急行「品川駅」下車 高輪口より徒歩約10分/都営浅草線「高輪台駅」下車 徒歩約10分

 

配合成分から見る痛散湯の効果

痛散湯

 

中国の後漢時代の医学書の『金匱要略(きんきようりゃく)』を見てみると、「麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)」という方剤について書かれています。
そこに「防已」という生薬を加え、高い鎮痛消炎作用を加えたのが「痛散湯」です。

 

オオツヅラフジというツル科の植物の茎・根茎を乾燥させた「防已」は余分な水分を排出して水液代謝を調節してくれるため、腫を伴う冷え性などを改善する時に活躍してくれます。
また熱を下げる効果や痛みを抑える効果、消炎力もあるため、鎮痛消炎剤として神経痛やリウマチ、関節痛を改善する薬にも使われています。

 

麻杏よく甘湯にも4つの生薬が配合されていますので、それぞれの原料や効果についてご説明しましょう。

 

甘草

マメ科の「カンゾウ属」植物の根や根茎を乾燥させ、生気を補う補虚薬として使われる。
グリチルリチンや配糖体などを配合。
鎮痛消炎効果に注目されがちだが、その効果は胃の痛みの緩和や咳を鎮める効果、痰を抑える効果以外にも、食あたりや十二指腸腫瘍にまで幅広く活躍している。
「脾胃の正薬」とも呼ばれる。

 

よく苡仁

イネ科のハトムギの成熟種子を乾燥させ、水液代謝を調節する滲湿薬として使われる。
一般的に神経痛、結核、リウマチの薬に使われる。

 

麻黄

「マオウ科」(中国北部の砂漠に生息)の茎を乾燥させ、発汗・発散を促進する解表剤として使われる。
一般的に熱冷まし、咳止め、ぜんそくなどの薬に使用される。

 

杏仁

バラ科のアンズの種子の仁(さね)を乾燥させ、鎮咳作用・去痰作用のある化痰止咳平喘薬として使われる。
一般的に喘息や咳止めの薬に使われるが、潤腸効果から便秘薬に使われることもある。

 

麻杏よく甘湯の成分には、神経痛やリウマチに作用してくれそうな成分は見当たりません。
しかしある成分が加わることで相乗効果が生まれ、痛みに対して作用する効果が生まれるのです。
その相乗効果を生み出してくれる成分こそ、「防已」なのです。

 

また顆粒タイプにはここに「動物胆」を加えることで、高い解毒作用や滋養が加わることになり、煎じ茶よりも高い効果が期待できるとされています。

 

麻杏よく甘湯加防已は痛散湯独自の物

痛散湯

 

麻杏よく甘湯に防已を加えた痛散湯の成分配合は、「麻杏よく甘湯加防已」と呼ばれています。
そのまんまじゃないかと思われるかもしれませんね。
実はこの「麻杏よく甘湯加防已」は、「痛散湯」を販売している「再春館製薬所」独自のものなのです。
販売商品を取得しているため、同じ成分配合で商品を作れるのは、再春館製薬所だけということになります。

 

他の漢方薬を見てみると、「麻杏よく甘湯」を配合した方剤は見かけることがあります。
たとえばツムラから販売されている78番の方剤も、「麻杏よく甘湯」とされています。
しかしここには「防已」は配合されていないのです。

 

つまり「麻杏よく甘湯加防已」の効果を持っている方剤は、再春館製薬所から1960年に販売された「痛散湯」と、1969年に販売された「再春痛散湯エキス顆粒」以外にはありえないということなのです。

 

どんなに安全とされても起こりうる副作用

痛散湯

 

天然由来の成分で作られているから漢方薬は安全である。
こんなフレーズをよく聞きますが、私からすれば大きな間違いです。
なぜなら植物の世界こそ、弱肉強食だからです。
外敵に対して自分で身を守らなければ生き残っていけない訳ですから、毒素をもっているという植物も多いのです。

 

ですから天然由来の成分でできている漢方薬も、使い方を間違えることで体に大きな影響を与えてしまう事があるのです。
自分に合わない薬であればなおさらですよね。

 

痛散湯にも、もちろん注意していただきたい成分が配合されています。
それが「甘草」と「麻黄」です。

 

たとえば「甘草」。
甘草をたくさん配合している漢方薬を飲み続ける事で、「偽アルドステロン症」という症状を引き起こす場合があります。
「偽アルドステロン症」はその名の通り、「アルドステロン症」に似た症状が現れることになります。

 

「アルドステロン症」は国にが難病している病気であり、副腎に腫瘍ができることでアルドステロンが過剰に分泌され、体内の水分調節がうまくできなくなった結果高血圧や低カリウム致傷を引き起こしてしまうのです。
アルドステロン症であれば副腎にできた腫瘍を取り除くことで症状を改善することもできますが、偽アルドステロン症は副腎はまったくキレイな状態ですので、そういう訳にもいかないのです。

 

また覚せい剤の原料ともなる「エフェドリン」が含まれている「麻黄」にも注意が必要です。
交感神経を高ぶらせる効果があるため、もしあなたがスポーツなどで大きな大会に出られるときは使用を辞めておかれた方がいいでしょう。
筋肉痛や関節痛を和らげたいからと言って痛散湯を使っていると、ドーピング検査で引っかかってしまう可能性もあるのです。
実際、風邪薬や鎮痛剤として麻黄の配合された漢方薬を使っていたという選手が、オリンピックなどの大会でドーピング検査に引っかかったというケースもあるのです。

 

痛散湯を使って改善できる症状

痛散湯

 

神経痛と言うと、よく知られているのは「坐骨神経痛」や「腕神経痛」ですよね。
しかしそれら以外にも、全身どこにでも発症するのが神経痛です。
たとえば後頭部に痛みがでる「後頭神経痛」や、顔にひきつけを起こす「三叉神経痛」、胸に痛みが出る「肋間神経痛」などがあります。
痛散湯はこれらの痛み全てに効果があると言われています。

 

さらにリウマチや関節炎、四十肩や五十肩などの疼くような痛みに対しても、痛散湯は改善効果があるとされています。

 

痛散湯と聞けば煎じて飲む薬だというイメージがありますが、実は顆粒タイプもあるというのはご存知ですか?
実は顆粒タイプの痛散湯は鎮痛剤としても使えるのです。
高熱による体の痛みはもちろん、腰痛や肩こり、筋肉痛の際に使っていただいても効果的です。

 

さらに顆粒タイプを3〜4ヶ月ほど使い続けていただくと、肩関節周囲炎や座骨神経痛、変形性膝関節症などの原因となる筋肉の緊張を緩和したり、軟骨コラーゲン分解の抑得ることができるのです。

 

定価で購入することになる痛散湯

痛散湯

 

たとえば痛散湯のように神経痛などに効果があるとされているリョウシンJV錠なら、定期購入をする事で定価よりも安くで購入することができます。
他にもまとめ買いをする事でお得に購入できますよという薬もありますよね。
では痛散湯はどうなのでしょうか?

 

残念なことに、痛散湯はまとめ買いなどによる割引はされていないのです。
ですから定価通り痛散湯は税込み12960円、再春痛散湯エキス顆粒は税込み14040円で購入することになります。

 

まとめ買いをできたらいいのにと思われる方もいるかもしれませんが、1ヶ月毎に購入するメリットもちゃんとあるのです。
漢方薬などの薬は、体質や体調の変化によって効き目が変わってきます。
もしまとめ買いで先に何ヶ月分も購入してしまっていると、もし効き目が軽減してしまったり副作用が起きてしまったりしたら、残りが無駄になってしまいますよね。

 

しかし痛散湯は1ヶ月毎に様子を見ながら続けていく事ができますので、そういったリスクを少なくすることができるのです。